超久々の更新
アクセスポイントとして使ってた某Baffaloのルータが色々限界だったので変更。
限界ポイント1.管理画面が不安定。基本つながらない。
限界ポイント2.LANポートは100Mbpsです。
限界ポイント3.なぜかMacBookからの無線接続が不安定で妻から苦情。
あぁ、同じだ。MacBook「のみ」不安定。アレクサもAndroid機も大丈夫。FireTVはまぁ、ディズニーが重いけどいつもだろう。iPhoneも大丈夫なんだよなーこれが。
というわけで買い替えよーとなって、最終的に選んだのはこちらELECOM。
APモードが付いてるのは必須。
まぁサーバ機がAthlon64x2 +M2A-VMという化石のようなアレのなのでなんですけど、
一応未だに現役で我が家のDHCP,DNSキャッシュ,iptablesでルータ的に動いてます。
ので、ほしいのはWifiアクセスポイント。ルータ機能はサーバ機のハード故障時に変わってくれればいいやくらい。
この際YAMAHA統一で業務用AP+業務用ルータ+業務用スイッチハブ、みたいな構成も考えたけど、さすがに200Mbps契約の集合住宅用CATV回線でそこまでやる必要もないかなって。
■決定の決め手
上記記事でELECOMにしたらなおったよ、ってあったから。
あと一応今後のためにWifi6対応してたらいいな。
■ハマりポイント
Amazonでポチって翌日夜には到着。早速ルータモードで動かして動作確認完了。
ちなみにデフォルトのIPは192.168.2.1だが、設定から変更可能。LAN側IPアドレスね。ちなみに某Baffaloのは192.168.10.1確定でAPモードだと第4オクテットが100になり、固定という不親切設計だったのでここはポイント高いです。
で、APモードに切り替えてつなげば・・・と思うじゃん
APモードになったときのIPが取説にないじゃんねーで、第3オクテット2かなーと思うじゃんねーで、2で揃えたほうが障害時置き換えとかにもいいかなーとか思うじゃんね
というわけで、192.168.10.XX で構成してたうちの環境を192.168.2.Xにするために色々やったんだけど、今回購入機種に限っては「APモード時のLAN側IPはDHCPがデフォルト設定」のため下記作業は結果的に不要でした。
1.サーバ機のLAN側IP設定変更
いつの間にやらdebian_version11.6になっていたDebian機のLAN側IP変更。
$ sudo vi /etc/network/interfaces
$ cat /etc/network/interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).source /etc/network/interfaces.d/*
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback# The primary network interface
#allow-hotplug enp3s0
#iface enp3s0 inet dhcp#WAN
allow-hotplug enp3s0
iface enp3s0 inet dhcp
nameserver 192.168.2.10#LAN
allow-hotplug enp2s0
iface enp2s0 inet static
address 192.168.2.10
netmask 255.255.255.0
network 192.168.2.10
broadcast 192.168.11.255
gateway 192.168.2.10
dns-nameservers 192.168.2.10 8.8.8.8
固定IPだったので、192.168.11.1だったところをすべて192.168.2.10におきかえ。
2.DHCPサーバ設定変更
$ cat /etc/dhcp/dhcpd.conf
option nis-domain "tmin.net";
option domain-name "tmin.net";
option routers 192.168.2.10;
option ntp-servers 192.168.2.10;
option netbios-name-servers 192.168.2.10;
option domain-name-servers 192.168.2.10,210.158.149.33,210.158.150.33;authoritative;
log-facility local7;
subnet 192.168.2.0 netmask 255.255.255.0 {
option subnet-mask 255.255.255.0;
range 192.168.2.1 192.168.2.254;
default-lease-time 21600;
max-lease-time 43200;
}
host tmin-desktop {
hardware ethernet 04:42:1A:26:A1:27;
fixed-address 192.168.2.11;
}
こちらも同じく。この起動で何度かコケたけど下記で解決
$ sudo dhcpd -cf /etc/dhcp/dhcpd.conf -t
綴間違いだったらしい。コンフィグテスト重要。で、APモードでWRC-X6000XS-G起動。
3.ここで問題、WRC-X6000XS-GのIPはなんでしょう
1じゃないしー、100はpingとおらないしー、と考えてましたが、翌々考えたらAPにもDHCPサーバからIP振ってるもしくは要求はあるはずで、と思い
$ tail -100 /var/log/dhcpd.log
Mar 18 22:04:06 tminserver dhcpd[1288]: DHCPREQUEST for 192.168.2.2 from 38:97:a4:29:c8:ac via enp2s0
Mar 18 22:04:06 tminserver dhcpd[1288]: DHCPACK on 192.168.2.2 to 38:97:a4:29:c8:ac via enp2s0
やっぱねー、ということで192.168.2.2にブラウザからアクセスで設定投入。具体的にはSSIDとPASSを前のものと同じで設定。端末から特に設定変更なくwifi接続可を確認。で、APのIPがコロコロ変わってはまた管理画面にたどり着けなくなるので固定IP
host WRC_X6000 {
hardware ethernet 38:97:a4:29:c8:ac;
fixed-address 192.168.2.2;
}
で。設定よくよく見てみると・・・いや、DHCPじゃん。サーバ側の作業いらなかったじゃん。サーバ障害時に使うとしても192.168.10.XXで設定保存しとけばよかったじゃん。
■結論
1.取説とマニュアルはちゃんと読めまぁこんなルータをAPとして使用する方は少数だと思いますが。。。
2.設定ファイルはテストしてからrestartかけろDHCPの綴ミスでrestartかけたらfailして家中のNWが死にました。
明日MacBookからの接続が安定したらいいなー